田植え機のオーバーフローを解決する!!さて、そろそろ田植えの季節!!先日は苗の準備をしたんですが 今日は父が、田植え機の試運転をしておりました。 まぁ農機具って、ある意味年配のみなさんの趣味って言う割合が大きい。 まだ使えるけど大きいの買ったり 少し壊れたから新しいのを・・・・とか。 よくするのにも確かにお金はかかるんですけどね、確かに。 で、そうして壊れれば、どうにかしてよくする、っていうのは まだ若い範疇の考えなんでしょうか・・・・ とうわけでその田植え機、 実は昨年もそうだったんですが キャブレターからオーバーフローするんです。 去年はもう田植えが終わった後だったんで 燃料コック締めて終わり、だったみたいなんですが(農機具屋さんがそうしたらしいんですよ) 今回は今からですからね。 じいちゃまが、深刻な顔して私に `またガソリン、漏れるんじゃけどなぁ・・・’って言ってきたんで こりゃぁ、治さないと、ってね。 キャブレターのオーバーフローは VFR400Rで苦労したことがあるんです。もう10年前ですけどね。ココ! バイクのオーバーフローしたときは あふれ出たガソリンがシリンダーに入って いわゆるウォーターハンマー状態になって、クランキングが出来ないという 絶望的な状態になりました。 しかしこの農機具である田植え機は 流れ出たガソリンは、エアクリーナーから外へ流れ出てるんでクランキングはOK。 ただ、引火するガソリンですから、漏れていいわけありません!危険です。 夕方から、エアクリーナー外して、キャブレター外して それからキャブレターをバラします。 ガソリンのチャンバー内にはゴミが貯まっていたんで、それは清掃。 それからフロートと、ニードルをバラして ゴミなんかを噛んでないか確認。 うむむ・・・そうでもないな。 念のため、キャブクリーナーで清掃して ピカピカにしてからくみ上げ。 そうしてガソリンを流してみました・・・・が! 数分でキャブレターベンチュリーにガソリンが少しずつ滲んできました。 で、それからポトポト落ちてきます。 あらら・・・・ダメ?おかしいな。 心配そうな父を前にして、また分解します。 しかし、中を見ても綺麗なもの。 ゴミ噛みや、ニードル先端のゴム部分の段差も無い。 う~~~~~~ん。 汚れなんかじゃ無いもんね~ と、ここでVFRのことを思い返します。 そういやぁ、あのときは 油面の調整したよなぁ・・・ そういやぁ、フロート動かしてみたときに 妙に上まであがってたな。 フロートが上がりきっても、ニードルが閉まりきってないんじゃないのか?? 横から眺めてみると、なんだかそんな感じする~。 で、農機具だからか? 油面調整出来るようになってない!!! ニードルを引っかける部分って、バイクだと金属製で 角度調整出来るのに、田植え機、ここも一体成形のプラスチックなんで どうしようもありませんっ!! うへぇ・・・・ あ、でも、熱で柔らかくすれば・・・・・ 家に持って帰ってからドライヤーで加熱!! そうしてマイナスドライバーでゆっくり角度調整して見ます。 おお、少し曲がった!! 角度決まったらすぐに水につけて硬化!! 良い感じじゃないの?? それから再度くみ上げてテストして見ると 漏れない~~~~!! それから2時間後でも漏れない!! よしよし、完璧~~~~~~! じいちゃまにも笑顔が戻りましたっ!!(笑) ま、とにかくお金かけないように出来てる農機具。 調整なんて、考えてないんdねしょうな。 部品は交換、ってことでしょうね。 こうしてオーバーフローは完治したのでした。 で、こうした農機具の場合、 やはり使用しない時には、コック締めて それからキャブ内のガソリンは抜いておいた方がいいですね。 これはガソリンが腐る、とかじゃ無くて ガソリンがキャブのチャンバー内に入ってくると フロートがいつもニードルを押すような力を加え続けるので その部分が曲がってしまい、フロートニードルが完全には閉まらなくなってしまう、ってこと。 農繁期が終わったら、 キャブレターからガソリン抜いて、 コックも閉めておきましょうね!! 2017.05.20(土) ジャンル別一覧
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